令和3年度 経営品質セミナー(経営品質基礎コース)開催のご案内
本セミナー開催の背景・目的
新型コロナウィルス感染拡大が治まりません。鹿児島においてもクラスターが発生するなど厳しい環境にあります。
また、コロナウィルスワクチン接種もなかなか進まない中、感染拡大防止の為の緊急事態宣言の中での自粛生活、新たな生活様式の中において、経済活動に大きな影響を与えています。
このような中でにあっても、生き残りをかけて、今までにない業態への取り組みにチャレンジし前向きな経営活動を展開している組織があります。このような組織には共通点があります。
一つは、外部環境変化への取組を業態を超えたコラボレーションにより実現していること。二つ目は、自社の得意分野に工夫を凝らしながら活用して、即応していること。三つ目は、これらを実現するための資産である従業員を重視する基本姿勢が経営者の発言・行動からうかがえること。四つ目は、社会からの要請に対して積極的な貢献活動が行われていること。です。
この企業体質は、経営品質が目指す“基本理念”と合致するものです。このセミナーでは、このような企業体質を目指す“経営品質”の本質を研究し、事例と自社・自組織との比較により“気づき”を得て、外部環境・内部環境の変化に対応すべき自社の「取り組むべき課題」について研修します。
対象
経営品質について理解を深められたいと思われる方、これから経営品質について学ぼうとされる方全員を対象とします。
経営者や経営幹部の皆様など各社の管理職研修、また、各社の主任クラス以上の研修や入社年次研修としても活用下さい。
研修テーマと内容概要
第1回 企業の目的はお客様価値創造 | 何故、経営品質 |
・お客様満足は企業存続に不可欠要素 ・お客様満足は相対評価、そしてエンドレス ・経営品質はお客様満足と競争優位の同時実現を目指す ・企業市民として大切な社会との調和(社会からの信頼) |
【事例研究】 ・日本経営品質賞 受賞企業 |
第2回 お客様価値を創造する経営資産 | 経営革新活動実践 |
・自社の得意分野(強み)を認識・強化し、独自性を持った差別化要因にする ・従業員が創り出す知的資産とお客様価値 ・従業員は経営資産 ~求められる自律型人財~ ・経営品質の基本理念 |
【講演】 ・鹿児島県経営品質賞 受賞企業 |
第3回 変わらなければ生き残れない | 経営品質向上への取り組み |
・価値前提の経営と全体最適マネジメントへの経営革新活動 ・組織成長に向けて今までの“当たり前”を見直すセルフアセスメント ・外部志向とマネジメントの徹底 ~PDCAのスパイラルアップ~ ・組織プロフィールは戦略策定プロセス |
【事例研究】 ・KQA経営革新推進賞 受賞企業 |
講師
エクセレンスサポート 代表 矢野敬人氏 (日本経営品質賞・鹿児島県経営品質賞審査員)
参加費
鹿児島県経営品質協議会 会員:無料
研修スケジュール
第1回 令和3年 7月 9日(金)13:00~17:00 於)鹿児島市国際交流センター(多目的ホール)
第2回 令和3年 8月20日(金)13:00~17:00 於)鹿児島市国際交流センター(多目的ホール)
第3回 令和3年 9月17日(金)13:00~17:00 於)鹿児島市国際交流センター(多目的ホール)
参加申込書
【お問い合わせ・申込先】
鹿児島県経営品質協議会事務局 (公財)かごしま産業支援センター産業振興課内
担当:山本 TEL:099-219-1272 FAX: 099-219-1279
E-mail : m-yamamoto@kisc.or.jp